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ピロリ菌と胃癌の関係 -ピロリ菌チェックと胃癌予防-

[2020.01.20]

ピロリ菌とは胃の中に住み着いている菌です。

最近よくテレビなどでも聞くので、ご存知の方も多いかもしれません。

感染は、5歳以下の免疫が不十分な時期に起こり、胃の粘膜層に入り込んで住み着きます。

住み着いてじわじわと継続的な慢性炎症を起こし、胃癌の発症原因となることが近年判明しました。

胃癌の人を調べると、ぼぼ100%の確率でピロリ菌感染が認められます。

癌は痛みや胃もたれなどの症状を一切起こしません。

また、ピロリ菌感染も特有の症状があるわけではないので、自覚症状からは分かりにくいのです。

統計によれば、ピロリ菌に感染している方は、そうでない方に比べ、胃癌の発症確率が約30倍も高まると言われています。

ピロリ菌による胃癌を発症してしまう前に、感染の有無を判定し、除菌してしまうことが重要です。

そうすることで、ある程度胃癌を予防することが可能となります。

ピロリ菌に一旦感染すると、自力で菌を殺菌するのは基本的に不可能で、除菌のための決まった薬剤を服用します。

服用は1週間、1日2回飲むだけです。

そのような簡単な方法で胃癌のリスクが減らせるのならば、まずはチェックを受けてみるのが得策ではないでしょうか。

当院では、とても簡便ながら検出率の高い「便検査」によるチェックが受けられます。

便検査は予約不要で受けられます。また、検査自体にも時間を取られませんし、抗体検査ではなく直接的にみる抗原検査ですので、より高精度と言われています。

もちろん、一般的な「採血」「呼気検査」もやっています。

ピロリ菌の有無を調べることがまず、胃癌予防の入口です。

ぜひお気軽にご相談ください。

 

院長

 

 

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